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![]() 七 五郎(著) 第3版・A5判166頁、縦書き、手作り並製本 1冊3990円(税抜価格3800円) ISBN4-902442-00-0 ワードのバージョンアップのため本テキストは、廃刊といたします。(ワード2003までの解説です。)在庫が切れたところで販売中止といたしますので、お早めにお買い求めください。 CD版判につきましては、引き続き販売をしています。 内容は、製本版と同じものです。 ご購入はこちら 一部下記で無料公開もしています。 無料レポート配布中図解50ページ ワードを使った文章作成、編集術 MSワードでここまでできる! 書籍編集レイアウトの決定版! 初心者から中級者向け 手作り本の見本としての価値があります。 ★おたより紹介★ 「自分で本を出版する」拝見させていただきました。
プリンターで刷って簡易製本しただけとは思えないほど良い仕上がりの本で驚きました。
また、内容もノウハウ満載で分かりやすかったです。
なにより良かったのが「誰にでも出来る様にお金や手間を極力かけない、しかしアイデアは盛り込む」というコンセプトが全編に貫かれていた事だと思います。
書籍を自分で書いて製本して売る、というのは私の夢でありましたが、それにかかる労力や費用を考えただけで尻ごみして実行に移せませんでした。
しかしこの本を読んでから「そんなに難しく考えることないよ。とりあえずやってみな」と言われてたようで俄然やる気になりました。・・・・・・・・・
(静岡、Nさん、男性)続きは↓↓↓ 読者のお便りページ |
上記の本も含めた 『自分で本を出版する』 DIY産直出版のススメ シリーズの2冊の本 ワードDTP編 かんたん製本術編 を一枚のCDにして お安くご提供する CD版も完成!! 内容はそのまま! 2冊分でこの値段! ↓↓↓ ![]() 詳しくは写真をクリック 本書の一部を 無料公開中! 無料レポート配布中 図解50ページ ↓↓↓ ワードを使った文章作成、編集術 ↑↑↑ 第3章を立ち読みできる |
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本書は自費出版や電子出版との融合を考え、個人レベルの出版活動が身近にできないものかと考えた末に出来上がりました。 似たようなことは、多くの方が実践されていることと思いますが、ひとつのマニュアルとして書籍にまとめました。どうぞご活用ください。 この本は、本書の手順で作成された完全手作りです。 自費出版等をお考えの方は、本書をお読みになって、御自分の作品を手作り本にすることも考慮に入れていただければうれしく思います。 ここでは、本書の紹介にかえて、目次と「はじめに」「第一章」「おわりに」を、そのまま公開いたします。 |
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| 目次 |
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第2章 本の基礎知識 書籍製作の基本知識 本の大きさ・用紙の種類 製本の基礎・上製本、並製本 面付け・折り丁・丁合 本の構成・各部の名称 本をつくる基本工程 企画・執筆・編集 DTP作業・校正 印刷・製本 第3章 ワードでDTP ワードによる書籍編集 アウトライン機能 アウトライン機能でテキストの流し込み 脚注の作成 索引の作成 ページ設定 とびらの作成 目次 ヘッダー・フッターの活用 ノンブルをつける 柱をつける 縦書きに本文を統一する 縦中横 置換 挿入図の周囲に本文をまわり込ませる 章の区切りで改ページを設定する 奥付、作者プロフィールをつける ワード書籍のレイアウト完成、最終確認 第4章 印刷 印刷用紙と裁断 紙の扱い方 保存の仕方。湿気を嫌うプリンターの紙送り機能 プリンターにセットするときのさばき方 プリンターの癖を熟知しよう 印刷開始 ワードのプリンター設定で出来る事 裏面印刷の裏技 第5章 簡単製本術 簡単製本 第6章 簡単装丁・表紙カバーをワードでDTP 表紙カバーのページ設定 図形描画ツールバーを使いこなす 左開きの表紙をレイアウトする裏技 表紙カバーの印刷 簡単装丁 第7章 DIY産直出版のコスト 第8章 インターネットで自分の本屋をもとう 索引 |
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出版しませんか。ちゃんとした本を。自分の得意分野を出版するのです。日ごろ問題意識をもっていることを、研究してまとまった文章にしてみるのです。問題意識をもって生きること、それを掘り下げながら生活すること。毎日の生活を漫然と生きるのではなく、知的文化的な刺激にみちた生活を送りませんか。 野球やサッカーの結果で今日の話題が終わるのではなく、知的に目覚めた話題に満たされている。アイドル歌手やバラエティー番組のギャグ合戦に迎合するのではなく、文化的に充実した刺激に満ちた生活を送る。テレビなんてだらだら見るものではありません。メディア・リテラシー(Media Literacy*メディアを活用する能力)を向上し、主体的に情報を活用しなければ、情報に接している意味がありません。だらだら見は、バカになるだけです。 この国全体が情報に対して賢くなり、より高度な民主主義が発達してほしいと感じているみなさんにあくり出版の試みをお知らせします。 明治以来、日本近代化の原動力として教育の役割がありました。文盲率は、限りなくゼロになり、高度な産業が発達しました。それを支える人的資産は、この国に急速に増加していきました。幾度かの戦争を経て、高度経済成長中に学歴社会を完成させ、一般の人々に広めました。受験戦争の始まりです。それから今日、終身雇用が崩壊しつつ、学歴志向より能力志向が個人にも企業にも要求される時代になりました。 人の生き方に関して、個人の能力や感性が重要な要素になってきたのです。自分の意見をいつも求められる欧米では、あたりまえなことですが、日本の文化的土壌では、21世紀にそれは変化発展することになるでしょう。 自分で問題を発見し、それを乗り越える方法を考える。そのために、様々な活動を繰り広げる。そうして、ひとつひとつ社会を動かしていく原動力になっていく。そういう能力や生き方がこれからの日本人には必要です。自己実現しながら主体的に生きる。自己の生き方が社会貢献につながる。これが、21世紀的生き方の本流になると考えます。 そんな生き方に研究的生活をくわえ、まとまった書籍の形で情報発信することを考えます。情報革命が進んでいる現代に本を出版すると言うことを、もっと個人レベルな行為として定着させたいという願いを持っています。本書は、個人で本を出版するということを通して、その方法を考えていこうとするものです。 個人が能力と条件に応じた情報をまとめ上げ、書籍の形で発表する。その方法は、従来では考えられないくらいの手軽さと低予算で実行してしまおうという考えです。 その秘訣は、低価格化している個人用コンピュータとプリンターそしてワープロ・ソフトの徹底活用です。 書店に行けばコンピュータ操作のマニュアル本はたくさん出版されています。ソフトの一般的な初級、中級、上級といった解説本が多く見受けられます。また、そのソフトを使いこなす上では学習する必要があります。しかし、それを使って何かを実現するアイディアと方法に絞った解説書は、なかなか見あたりません。本書は、コンピュータとプリンターそしてワープロ・ソフトで本を作るというアイディアと方法を解説しています。 本書で使用するワープロ・ソフトは、ウインドウズ版マイクロソフト・ワード2000を使用しています。(現在販売中の第3版からは、2003にも対応しています。)第三章から解説している道具類に関しては、個人で入手可能であり、低価格を基本として選んであります。プリンターはインクジェット・A4・プリンターに該当する低価格家庭用のものを基準に解説しています。 前述の「はじめに」から2年ほどたちました。あくり出版の前身「七つ屋」で個人レベルの出版活動を提唱し始めて本書を公開してから、全国の多くの方に書籍や製本キットを購入していただきました。多くのお知り合いも出来ましたし、「DIY産直出版」の実績が出来たと思います。中には、出版社の方や印刷関係の方、ライターの方にも購入していただいたり、問い合わせを頂いたりしました。 その後、ワープロを使った手作り本の作り方を解説した類書が、多数、大手の出版社から発行され、私の実践が少なからず個人レベルの出版活動に役に立ったと自負しています。元祖「DIY産直出版」のノウハウ発信基地として今後もがんばっていきたいと思います。 Do it yourself. 自分でできることはやってしまおう!つまりDIY出版です。それに、書き手が直接販売までやってしまう意味も加えて「産地直送出版」。両方あわせて『DIY産直出版』とこのシステムを呼んでいます。 今回は、発行元を「あくり出版」と名称を変えて、本格的に書籍作りにおけるノウハウを提供していきたいと思っています。本書は2001年に執筆したものに若干の手を加えて、第二版として発行しています。内容的には初版とほとんど変化はありません。 ワードの内容もワード2000のバージョンで解説しています。ワードのバージョンとしては古くなりましたが、機能的にも使用感においてもほとんど完成の域に達していると思います。ワード98あたりでも充分な機能だと思っています。 頻繁にバージョンアップして、要らぬ機能に出費がかさむのは、しゃくに障ります。頑固にワード2000です。 と言いつつ、今回の改訂にワード2003への書き改めが間に合わなかったことと、まだまだワード2000を使用している方も多いということもあり、今回もこのバージョンで解説してあります。新しいバージョンの方にも充分参考になると思います。(現在販売中の第3版からは、2003にも対応しています。) 手作り製本の解説については、随分と変化発展していますので、本書より発展した部分を『自分で本を出版する・かんたん製本術編』として別冊にして詳しく解説いたしました。若干重なる所もありますがあわせて御覧下さい。 『かんたん製本術編』には、本書で解説している製本方法、背の部分に目引きを入れて糸などで接着する方法を豊富な写真で解説しています。また、現在あくり出版で行っている製本方法で、糸などを使わず、少ない材料で強度を出した『クルミ製本角布固め法』についても写真と詳しい解説を載せています。 それぞれに七つ屋の活動やあくり出版へとDIY産直出版の活動を通してつちかった方法を全面公開しています。いかに簡単に身近にある道具で、しかも安く自分の著書を作り上げるかということに焦点をあてています。特別な材料を使わず、近所の文房具店やホームセンターなどで入手可能な材料のみでの製本方法です。 さらに一度に5冊の製本ができる方法も開発しました。ある程度の冊数を製作して配布や販売をしてみたい方には威力を発揮すると思います。 合わせて御覧いただければ、システムとしてのDIY産直出版を完全習得することが出来ます。 自分の著書を持つことを通して、自己の内面を高め社会に貢献できるよう、このDIY産直出版システムがお役に立つことを願ってやみません。
2003年8月 七 五郎(第二版にむけて) 第三版へのごあいさつ こうした無名のものを望む人のところに効率よく届ける手法を、私の実践でもっと発展させたいと思っています。 第一版から、ワードのバージョンは、どんどん進化し、今では、2003になっています。今回の改訂では、ワード2000の解説を基に、ワード2003での変更点に限って加筆しました。適宜、必要なところに「★ワード2003では★」という見出しをつけて解説しています。ワード2002でもほとんど同じです。十分参考になると思います。 といいつつ、ほとんどワード2000で十分な機能です。2002や2003では、印刷が冊子印刷に対応したくらいで、基本的な変更はあまりありません。ワード2000を使いこなせている方は、そのままで十分だと思います。 今回の改訂で、どのバージョンのワードでも対応できるようにしたつもりです。新しい機能やご紹介していないもので、便利な機能はたくさんあります。この本で書籍作りの基本点をおさえて、どんどん発展していっていただくことを願っています。 |
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本を出版する。そんな大それたことをーと。あなたのそばで誰かが言いそうな言葉です。しかし、本を出版するということは、そんなに大それたことではありません。ベストセラー作家になることは難しいが、出版することは簡単なことです。 一般的な出版社では、商業出版や自費出版を扱っています。商業出版というのは、出版社の費用と会社の販売ルートで本を販売することです。一方、自費出版は著者が自分の費用で出版社に製作をしてもらうことです。最近では、共同出版なる方式が考案されて、著者と出版社がいくらかの資金を共同で負担し製作販売をするというものがあります。これらは、いずれにしても手間と費用がかかり過ぎます。 ここで提案したい出版とは、出版社が従来やっていたようなことを、個人で全てやってしまおうという大胆な提案です。このネットワーク社会、通信手段が革命的に発達をとげている現代において自分の問題意識をまとめ上げて発表する方法はいくらでもあります。ホームページを個人で持っている方もたくさんみえます。メールマガジンで情報発信もできます。携帯電話も音声以外にメール、インターネトの情報受発信の道具になりました。 しかし、ここで取り上げたいのは、ホームページやメールマガジンでの情報発信とは違います。それらも含めた、電子出版。そして、今までの紙媒体での本造りも捨てていない出版形態を提案いたします。 それは、どういうことかと申しますと。今後、人類の文化遺産がデジタル的に蓄積していくと電子出版が発展していくでしょう。しかし、いまだ人類の文化遺産はほとんどが紙媒体の蔵書の形態で保存されています。それらは、中身の情報のみならず、機能的、感覚的に本としての扱いやすさ、美的要素の優位性があります。 人が研究生活をするとき、何かの本にあたります。本の形態での読書は、人にとって心地よいものです。現代人にとっては捨てがたい行為です。未来の人々はどういう読書形態が心地よいと感じるかはわかりませんが、今の私たちにとっては、読書とくれば本を小脇に抱えて書斎や図書館で静かに思索にふけることが心地よいのです。 こういう読書形態は捨てたくない。しかし、今のテクノロジーも駆使して情報収集にあたりたい。いろいろ選択していいのです。良い時代に生まれたものです。 ここで言う出版の形態は、基本が電子的な出版です。それに付随して、今までの伝統もしっかり融合して紙媒体の本に仕立てます。 ウエブ上に蓄積された情報を人間がアクセスして五感に取り入れる方法は、主にコンピュータにつながるディスプレイです。また、最近ではPDAや携帯電話でも読書の行為ができます。そして、デジタル情報の最終端末としてあげたいものが、プリンターです。このプリンターも最近では、低価格、高機能になりました。写真もきれいに印刷してくれます。これを大いに活用するのです。電子出版の読書端末として、デスクトップのディスプレイ、PDA、携帯電話、そしてプリンター。 ここから、もう一歩進めて紙媒体での読書を今までの心地よさを失わないために、もうひとひねりです。プリンターで出力したものを、美しい本に製本装丁するのです。立派な本としてあなたの蔵書に加えるのです。それを知人にあげてもいいのです。自分で販売してもいいのです。出版社に見本として売り込んでも、勿論結構です。 Do it yourself. つまりDIY出版です。データはどこかのコンピュータに蓄積して必要なときに取り出し、必要な形態で読書する。そのひとつにプリンターで印刷した本を加えるのです。それに書き手が直接販売までやってしまう意味も加えて「産地直送出版」。両方あわせて『DIY産直出版』とこのシステムを呼んでいます。究極のオンデマンド出版です。 個人の蔵書に加えるのであれば、気に入ったホームページやメールマガジンの内容をテキストで取り込み、自分で編集しなおし製本してしまうのです。また、自分の創作したものを製本して発表してもいいのです。何十万、何百万円もかけて自費出版する余裕のない方は、これにかぎります。作品をインターネットなどで発表して、ほしい人が現れたら印刷して製本すればいいのです。誰でもできる究極のオンデマンド出版です。 家庭用のプリンターで印刷したものとあなどるなかれ、本書にそって本作りをマスターすれば必ずや期待以上のオリジナル書籍が手に入ります。物作りのお好きな方は必見です。 本書での本作りは、個人でできること、低予算でできることを基本方針にしています。ですから材料の入手は、近所の文房具店、ホームセンターあるいは、最近はやっている百円ショップなどで十分入手可能なものばかりを紹介しています。 そして、データの加工、書籍のDTPソフトもコンピュータとセット販売されていることの多いマイクロソフトのワードを使用しています。プリンターもA4用紙までの印刷機能しかないものにこだわって工夫しています。 DIY出版を実現するには、これらの道具と材料を入手することと、多少のコンピュータの知識が必要です。そこさえクリヤーすれば簡単なことです。あとは創作活動の能力を高めるのみです。 目次のトップへ |
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20世紀はどんな時代だったのか。最近よく耳にする言葉です。戦争の時代を過ぎ、高度経済成長が終わり、バブルが終わり、低成長の時代となって久しい。学歴社会、終身雇用といわれた社会の仕組みも変わりつつあります。リストラ、高失業率、フリーターの増大。21世紀幕開けの日本は、どこに向かって進んでいるのか、はっきりと言い切ることのできる人は少ないでしょう。 戦後の日本を作ってきた今の大人たちを、あざ笑うかのようにえたいのしれない若者たちが町をたむろしています。わらっているそのものたちも、どこに向かって社会を動かしていいのかわからないのです。社会を動かしている自覚すらありません。歴史は、そうやっていつも動いています。今も昔も同じように動いています。 しかし、時代ごとの特徴があります。戦後の日本が、突き進んできた道、いや、明治維新から突き進んできた道。経済発展、富の蓄積循環。人々の生活は、たしかに百年前より豊かになりました。すばらしい進歩をとげています。食うことで困る人の数は、圧倒的に減りました。貧乏をしても餓死することはほとんどありません。そんな現代、日本の進む道がなぜ見えないのでしょう。見えないわけでもないが、明治維新や高度経済成長のような、社会的に共通性のある認識というものがない。IT革命と政府は言うが、どこに日本国民をひっぱって行こうとするのか、いまひとつわかりづらい。 食うことに困らなくなった人類の出現。(それも世界的にみれば先進国の水準に過ぎませんが)これが人類史上最高の到達点。これからの人類史はどうなるのでしょう。食うために人類の歴史が繰り広げられてきて、満たされた。満たされたことと、満たそうと努力してきた本能的社会秩序が混ざり合って矛盾を起こし、今、様々な社会問題を起こしています。 人間が全人格的に発達して社会的人間として成長する方法が見失われているのではないでしょうか。というより、新しい時代にその方法を模索している。そんな時代状況ではないでしょうか。 とすれば、21世紀は、どうあるべきか。人間が人間としてより人間的に生きていける社会をつくらなければいけない。個人が人間として尊重され、個性的に生きる。充実感と達成感を日々味わいながら生きる。主観的な言葉だけでそうなるのではなく、社会全体がそんな雰囲気を持った状況になる。経済的にはシンプルに、人間の内面はゴージャスに。そんな時代が、21世紀ではないかと考えています。 全人格的に人間性を成長させ、社会的人間として生きていきたいと考えます。それは、社会に対していつも能動的に臨み主体的に生きることです。そういった生き方はいろいろあります。その方法論のひとつに、自分の著書を作り上げていく過程を考えてみたいのです。 目次のトップへ |
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20世紀は、マスメディアが発達しました。その中で、一部の能力的に恵まれた人々や条件のそろった人々が大いにメディアに登場しています。それは、20世紀の文化形成に大きく影響しました。21世紀は、一部の有名人より有能な個人が乱立して社会全体が文化的に高まる社会がやってくると思います。 音楽、美術、スポーツ、武道。いろいろ文化的な分野はたくさんあります。活字出版文化もそのひとつです。それぞれの分野にマスコミには登場しないけれども、身近に深い造詣に満ちた人々が少なからずいます。そういった人々が十分に社会貢献できるようなシステムを作りたのです。重厚壮大な文化遺産も社会的に大切なものです。しかし、それらの多くは、時の権力者の力を誇示するため造られたものがほとんどです。 そういったもの以上に、これからの文化は個人の能力が最大限に発揮され、社会全体が文化の香りでプンプンしている。そんな世の中が実現できれば言うこと無しです。21世紀は、個人の能力が最大限に開化する時代です。人間が全人格的に発達して社会的人間として成長する。これが、すすむべき道です。 |
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IT革命という言葉を毎日耳にします。政府は、高速インターネットで国民をつなぎ情報交換を革命的に発展させようとしています。大いに結構なことです。しかし、また国民不在の大型公共投資路線の政治が見えます。インフラだ、光ファイバー網だ、だから借金してもインフラ整備の公共投資が必要だ。国民を借金の泥沼に追い込もうとしているような気がしてしまいます。真に国民のためになるIT革命を追求したいものです。 それは、ネットワークシステムを個人の能力を発揮できる場として活用することだと思います。個人でホームページを持ったり、メールマガジンを発行したりと活躍の場は、発展しています。本書では、それらのシステムと融合し、紙の本を個人の力で出版してしまおうというものです。コンピュータのネットワークがそれを可能にしてくれました。本当にいい時代です。大いに活用していきましょう。 目次のトップへ |
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一人の著名な大作家より、たくさんの有能な書き手が21世紀を切り開くということは、私の考えている近未来像です。人の脳細胞は、約百四十億個。これをどう使うか。様々なことを体験して、好奇心を持って生きているひと。そんな人は、ひとつやふたつ社会に対して言いたい事があります。ひとがおしえてもらいたいようなことを持っています。 本を書き上げるということは、自分を高めることです。かたちある著書が完成すれば、今度はそれを著した著者ということになります。会社や組織の役付き名称より数倍インパクトのある肩書きです。なになに会社の課長さんより、こういうテーマの本の著者ですということのほうが、自己アピールは確実です。 教育の分野で最近、アメリカやイギリスで取り入れられている教育方法に「ポートフォリオ評価」というものがあります。自分の学習してきたことをひとつのファイルにまとめ上げて、自分の履歴書的な学習記録を常に身に付けようという提唱です。いつもその記録に立ち返ることにより、自分自身のマネジメントを客観的に行えるという代物です。 また、ビジネスの世界でも「Plan Do See」(計画・実行・再評価)といったマネジメント方法がよく登場します。 自分の著作を持つということは、このポートフォリオあるいは、ビジネス・マネジメントに似ています。自分の研究成果が一冊の著作として、具体化した姿になるわけです。その過程で自己を見つめなおし自己実現していく。自分の完璧な履歴書となることうけあいです。自己の人生を充実したものにしてくれることでしょう。 第二章からは、21世紀の個人レベルによる活字出版文化発展のために、具体的な方法を紹介します。日常の道具でここまで出来るのかと関心なさることでしょう。是非、自己を高める道具・技術として身に付けてください。 目次のトップへ |
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この本をお読みになって持たれた感想の中に、「なんだ、出版と言うけれど私家版じゃないか」とおっしゃる方がいることでしょう。そうです、私家版です。私家版で大いに結構です。どういう呼び名であろうと中心は自己の情報発信です。その方法を様々な形で発展させたいのです。 これからの日本人に必要な生き方は、自己を確立して生きることです。終身雇用・年功序列社会は崩壊寸前です。いつまでも組織や肩書きにしがみついて生きる方法はうまくいきません。自己の内面を充実させて、様々な好奇心を眠らせないような生き方を見つけませんか。 最近、出版界では、出版不況や本離れということがよく言われます。編集者の方々は出版文化を守ろうと必死です。既存の出版メディアだけでなく、インターネットを活用した電子出版も徐々に発展しています。ますます本が売れなくなるような情勢です。 出版文化の裾野を広げる努力を出版業界自身が実行するべきです。もっと旺盛に個人レベルに迫るような出版システムができればよいと考えます。そんな展望を持って本書は、出来上がりました。入門的な内容になっています。 2001年4月 七 五郎 目次のトップへ このページのトップへ |
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